大人の鼻血の対処法

90％以上が鼻の入り口付近の壁（キーゼルバッハ部位と言われます）から出ています。
ここは細い血管が多く集まっており、鼻をかむとこすれたり、指を入れると届く場所で傷つきやすいです。

高血圧、糖尿病の治療中だったり、バイアスピリンなどの抗血液凝固薬を内服している方は鼻血が出やすく止まりにくいです。

小児の鼻血の注意点

本日は、鼻血が出ていた部位を処置しました。しかし、再び鼻血が出る危険性があります。
そこで、日常生活で注意していただくことがあります。

血圧が上がると、また出血しやすくなります。
本日は、お風呂をひかえてください。短時間のシャワーならOKです。
お酒、激しい運動はひかえてください。
高血圧の既往がある方は、内科で血圧のコントロールをしてもらってください。
鼻を触ると、また出血しやすくなります。
強く鼻をかまないでください。軽くかむのならいいです。
お薬を用法どおりに内服・使用してください。

※5分間の圧迫・氷冷で止まることが多いです。また、止血してから約1週間後は、かさぶたがとれるころなので再び出血しやすくなります。