のどの病気
のどは物を食べる際に食道や胃に送り込む役割と、肺に空気を送り、声を出す機能を持った重要な器官です。
のどに違和感を感じたら、早めにご相談ください。
代表的な疾患
扁桃炎
扁桃炎とは両側の舌の付け根あたりにある口蓋扁桃に、ウイルスや細菌による急性の炎症が起こる病気です。健康な時は、菌があっても抵抗力があるので感染しませんが、かぜやストレスなどで免疫の力が低下した時に炎症が起こります。
咽頭炎
咽頭とは鼻腔と口腔から喉頭までの間をつなぐ部分で、リンパ組織が密集している場所です。咽頭がウイルスや細菌に感染し炎症が引き起こることにより、声がかすれる、声が出しづらい、のどが痛い、などの症状が現れます。
声帯ポリープ
声帯ポリープは、大きな声を出したり、声を使い過ぎることや、喫煙など普段からのどに負担をかけることにより、炎症を起こし声帯の粘膜が充血します。また、かぜがきっかけで急性声帯炎が引き起こされることもあります。ポリープができると、声帯がうまく閉じず、振動も邪魔されるため、発声しにくくなります。